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ペルーが生んだNIKKEI料理とは

WASABI TOBIKKO DASHI YUZU ODEN.....

ペルー人シェフの語彙には たくさんの日本語単語。
それが 日本食が今はやっているからとかそういう問題ではないナチュラルさ。

今日は 世界で流行の兆しのNIKKEI料理をご紹介します。

NIKKEI? 日経ではありません。日系です。

今は昔、115年をさかのぼります。
さくら丸に乗り、リマについた最初の日本人入植者たち、その多くが農業に従事したそうです。

遠い異国の地。
日本食が食べたくても食材は手に入らない。。。
ペルーの土地で入手できるものをつかって 苦労して日本食を作ってきたという苦労。

NIKKEI料理のルーツは お料理が得意なお母さんが 家の一階を食堂にして 家庭料理をふるまったのが始まりといえます。
ビデオではリマにある NIKKEIレストランの様子が。。。
茶碗むし風のスープやら、かまぼこの中に詰め物をしてあげたさつま揚げのようなもの。
中華なべで野菜もがんがん炒めてます。

要するに 海外に住む日本人が 日本の家庭料理を作るとき、ないものをあるものに置き換えて作った。
それがNIKKEI料理のようです。

そのNIKKEI料理を思いっきり、スタイリッシュにしてしまったのが
Mitsuharu Tsumuraシェフ。
見た目から想像するに きっと三世でしょう。
アメリカの料理専門学校に学び、日本では 日本料理と居酒屋料理を覚え、
その後 ペルーでは シェラトンホテルの名シェフの下、ペルー料理を習得。
満をきして その名も MAIDOというお店を開いたとか。

la gastronomika 2011 3 006_R
NIGIRI3品

まずは サーモンの刺身の上に、TOMATE SALTADOというトマトの薄切りをのせたもの。
真ん中は なんと、豚トロにぎりといいましょうか。
豚の首周りの脂肉を調理、バーナーで焼き色つけています。陸の食材でトロを再現か。
最後は ZUKE。漬けですね。
マグロをしょうゆと ペルーには欠かせないレモン汁、ごま油で5分ほどつけたもの。
その上に なんとウズラの卵!!!

これは 創作すしを超えてます。普通の日本人の発想ではできないお鮨ですね。

la gastronomika 2011 3 004_R
日系の大地と言う名の一品。

PORPONという山奥に自生するきのこで作ったおだし。
マーブル模様がはいったのは アンデスで取れるジャガイモの原種。
その上に おでんのにこごりのうすぎりをかぶせて。。。。
それにシソドレッシング。

ペルーという国と すべての日系にたいするオマージュ。

彼の料理は 断じて 創作日本料理と違うと言えます。
置き換える。
海外に住む日本人の私には 痛いほど良くわかります。だってないのですもの。
NIKKEI料理といまや祖国のペルー料理をほどよく アレンジしています。
NIKKEIというカテゴリーを世界に発信中の TSUMURAさん。
今後の活躍をお祈りします。





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プロフィール

mendiohea

Author:mendiohea
山口純子 95年よりスペイン在住。結婚を機にサンセバスチャンに居を構える。
現在は 美食コーディネーターとして 料理学会の通訳や、テレビ雑誌のコーディネートに携わる。
一般の観光客むけに 美食倶楽部でのバスク料理教室や バル巡りなどをプロデュース。
菅原千代志氏と共著でスペイン美・食の旅 バスク&ナバーラをコロナブックス平凡社より出版。
お問い合わせ mendiohea@yahoo.co.jp 

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